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3(Three HK)のeSIMをベトナムで使ってみました【ホーチミン編】

もう過去に何度もアジア各国で使ってきた3のeSIMですが、今回はベトナムホーチミンで通信品質をチェックしてきました。

ベトナムでは北のハノイ(首都)と南のホーチミンが2大都市になりますが、都市的により賑わっていているのはホーチミンです。ちなみにベトナム国民の父として親しまれている人物「ホー・チ・ミン」と区別するため、ホーチミン市あるいはホーチミン・シティーと呼ばれます。英語のHo Chi Minh Cityの頭文字をとってHCMCと表記されることもしばしば。

空港で現地ネットワークや諸々通信チェック

ホーチミンの玄関口は「タンソンニャット国際空港」。空港コードは SGN で、ホーチミンシティーの旧称であるサイゴン(Saigon)から付けられています。

空港から南東に行くと市街地があります。地図からもわかる通りけっこう市内から距離的には近いです。(日中は渋滞がひどいですが、それでもタクシーで30分前後で市内に行けます。)

3HKのeSIMはもう何度も使っており、今回も10-Day Passが残っている状態だったので特に新たにプランを購入することもなく、準備は全く必要ありませんでした。

初回購入の場合は以下にステップをまとめていますので、参考までに。

【やはり超便利!】3香港のeSIMを日本で使ってみた
海外旅行時に重宝しそうな3香港のeSIMを事前テストも兼ねて日本で使って見ました。

空港に着いたらiPhone XSの設定から3HKのeSIMをオンに切り替え、モバイルデータ通信にそれを設定するだけで無事繋がりました。今回も設定からだいたい感覚的に1分弱で電波が表示され、繋がったと思います。

現地の接続先通信事業者は Vietnamobile でした。

ウィキペディアによると、この Vietnamobile は Hanoi Telecom というベトナムの会社と3(Three)の通信ブランドを展開する Hutchison(ハチソン)の系列?会社である Hutchison Asia Telecom Group とのジョイントベンチャーのようです。なのでベトナムでのローミング先もいわばThreeの関係会社と、ということになります。

通信はLTEではなく残念ながら3Gオンリーでした。最初(市内からそこまで離れてはいないですが)空港だから3Gなのかと思っていたのですが、市内でも結局終始3Gでした。もちろん設定の「LTE回線を使用」はちゃんとデータ通信が選択されてはいたのですが。

空港でのスピードテストの結果はこちら。

まあお世辞にも速くはないです。でも普通のネットブラウジングやSNS、マップアプリなんかはほぼほぼ使えるレベルかと思います。

Pingは127ミリ秒なので個人的には許容範囲内。そこまで遅延が気になったり問題になるほどではありませんでした。

ちなみにタンソンニャット国際空港では入国カードは不要だったのですが、入国手続きの時に帰りの便の情報の提示を求められ、あわててiPhoneのアプリから画面を開く必要があり、その時に既にeSIMでネットアクセスができていたので助かりました。個人的な経験上、たまーに入国審査の時にネットが必要にあることがあり、そういった時にはeSIMはとても便利だと思います。特にアジアではまだまだ空港のWiFiは信用できないので。

尚、もちろんタンソンニャット国際空港内でも至るところで物理SIMカードが売られていました。

各通信会社の空港カウンター

このようにmobifoneやViettel、Vinaphoneなどベトナムの各通信会社がカウンターを出してますし、これら以外にもハリボテのブースでSIMを販売しているところもたくさんありました。買うつもりがなかったので料金は確認していませんが、かなり安いはずです。もちろんeSIMも便利ではありますが、コスパを考えるとまだまだ物理SIMには劣るので、必要な場合はこのように現地で安く物理SIMが手に入ります。

ホーチミン市内での通信チェック

市内に移動してからも終始3HKのeSIMでインターネットを使っていたのですが、空港での体感とさほど変わらずでした。特に速いわけではないですが、まあ使えるレベルといったところ。

こちらお昼と夕方遅めにスピードテストを行った結果です。

ホーチミン市での3HK eSIMの結果

感覚的にもお昼の時間帯は若干遅いと感じましたが、ダウンロードは1Mbpsを切っていたようです。その後は午後、夕方、夜と数Mbps程度の速度で落ち着いていた模様。

終始そこまで速いことはなかったので、動画閲覧などは少し厳しいかもしれません。

テザリングも問題なく使えました。が、PCで行う作業によってはやはり速度不足と感じることもあるかと思います。

iPhone XSとMacBook Air 2018をインターネット共有で繋いで、Chromeブラウザでfast.com(スピードテスト)を回した結果がこちらです。

テザリング時のスピードテスト結果

まあ、他のスピードテストの結果と比較しても、こんなもんでしょう、的な結果です。PCでサクサクネット環境で仕事したい方などはやはり物足りないかな、と思います。個人的にはメールやslackなどのチャット確認に使ったくらいだったので、この速度でもまあ使えました。

ただ、午前中からずっと市内散策中インターネットを使っていて、たびたびホテルに戻ってPCで軽く作業をしたりしていたので、夜になって500MB使い切ってしまいました。やはり3HKのeSIMは1日500MBの上限がネックです。けっこう画像の多い記事や動画をみたり、ましてやPCで作業をすると500MB/日は少し不安です。500MB超過後は128Kbpsの低速で継続使用はできますが、128Kbpsはかなり遅いので旅行中にイライラするレベルかと思います。


今まで他のアジア圏の国でも3香港のeSIMを使いましたが、今回のベトナム(ホーチミン市)での通信速度は残念ながら過去最低レベルでしたので、個人的にはやや期待はずれではありますが、まあ1日500MBまで通常速度で使えて200円くらいの金額を考えると文句も言えないのかもしれません。

そして、今回ホーチミンではauの海外データeSIM powered by GigSkyという別のeSIMも同じように使ってみたのですが、結果は3HKよりも低速で遅延大だったので、それと比較すると今回の3HKの速度とPingはまだマシと思えました。

ローミング先は Vietnamobile の3Gオンリーでしたが、これがLTEを掴んでくれるようになればもう少し速度が改善されるのかもしれません。

今度機会があれば次は現地の物理SIMと通信速度を比較してみたいと思います。

尚、ベトナムで使えるeSIMは他にもありますが、どれもコスパがややイマイチといった印象です。3HKのeSIM以外の選択肢としては個人的にはまだまだ物理SIMが良いかな、と思いました。