【速度制限もしっかり確認】3香港のeSIMの通信速度を日本で測ってみた

日本で実際に利用する際に気になる通信速度を、Ooklaが提供するSPEEDTESTアプリを使って昼から夜にかけて複数回測ってみました。

【速度制限もしっかり確認】3香港のeSIMの通信速度を日本で測ってみた
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本記事の内容は執筆時点での情報です。

3香港のeSIMは20ヶ国をカバーしており、アジア、北米、オセアニア、ヨーロッパと様々な地域でデータ通信ができます。利用可能国には日本も含まれており、前回は日本で3香港を利用する方法を解説しました。今回はその続きということで、日本で実際に利用する際に気になる通信速度を、Ooklaが提供するSPEEDTESTアプリを使って昼から夜にかけて複数回測ってみました。

尚、3香港のeSIMは日本で利用する場合はdocomoのLTEネットワークを掴みます。

スピードテストの結果

今回テストに使用した端末はiPhone XSです。

この日、お昼の時間帯はかなり低速でした。Pingも272ミリ秒と大きい値で、ダウンロードが2Mbpsを切っています。アップロードは5Mbps程度と通常の使用にはほぼ問題ない程度でしたが、あまり満足のいく結果ではありません。

13時を過ぎてもあまり変化は見られず。これでは日本の格安SIMレベルです。

15時を過ぎたころはある程度満足いく速度に戻っていました。ダウンロード、アップロード共に10Mbps程度で、Pingが100ミリ秒前後です。これだと比較的快適に使えるレベルでしょう。

18時過ぎのスピードテスト結果です。Pingにあまり変化はありませんが、ダウンロードとアップロードともにやや遅くなっています。両方4Mbps弱ですのでそこまで不快に思う速度ではありませんが、15時過ぎの結果からは明らかに劣化しています。サクサクのインターネット環境ではありません。

20時半前。Ping、ダウンロードは18時過ぎとあまり変わりませんが、アップロードはやや改善が見られます。YouTubeなど動画を見る場合などは画質が下がるか、時々止まるレベルかと思われます。

22時過ぎ。ダウンロードもなんとか快適レベルギリギリまで戻ってきました。

ここからわざとYouTubeを流してデータを一気に消費させたところ、立て続けに250MB使用し50%を使い切ったというSMS、350MB使用し、70%を使い切ったというSMSが届き、最後に500MB使用したので128kbpsに速度が制限されますよ、というSMSが届きました。

今回は英語バージョンはなく全部中国語でしたが、まあだいたい内容は伝わってきます。このようにSMSでアラートが届くのは非常に便利ですね。

ちなみに500MBを超えて速度制限がかかったあと、YouTubeは途端に止まり、まったく見れないレベルになりました。

この状況でスピードテストを行った結果がこちら。

しっかりダウンロード、アップロードともに128Kbpsに制限されています。Twitterやメールなどはある程度使えましたが、Twitterも画像や動画はロードされず、テキストを楽しむだけです。Instagramも試しましたが、どんなに待っても画像がキレイな画質で表示されず、まったくと言っていいほど使えませんでした。

3香港eSIMの実際の速度についての感想

お昼の時間帯に1Mbpsまで落ち込むとかなりフラストレーションが溜まります。これがこの日だけなのか、いつもなのかは今後継続利用して調べる必要がありますが、場合によってはかなり速度が落ち込むことがわかったいい実験となりました。

また、一日500MB以上使うと本当に(ダウンロードもアップロードも)通信速度が128Kbpsに制限されることも確認できました。128Kbpsでは本当にTwitterとメールくらいしか使えないので、Google Mapsはもちろん、UberやGrabなどのタクシーアプリや単なるウェブブラウジングすらほぼ使いものにならないので、旅先では特に注意が必要です。

一般的には3Mbps以上あれば基本的に動画視聴など以外は比較的問題なく使えるかと思いますが、欲を言えば常時10Mbps以上欲しいところです。ただ、3香港のeSIMに関しては10日間パスで2000円程度というコスパを考えれば値段相応とも思えます。通信速度については様々な影響によってばらつきが見られるものですので、今回のテストはあくまで参考程度に捉えていただければと思います。

尚、Ooklaのスピードテストアプリは正確さはありそうですが、その分かなりデータ量を食うので要注意です。一回のテストで10MB以上普通に消費するため、データ容量が心配な場合は使用を控える方がいいかもしれません。