iPhone 11、11 Pro、11 Pro MaxはすべてeSIM対応!【日本国内販売端末含む】
iPhone 11、11 Pro、11 Pro Maxは3機種ともeSIMを搭載していることが公式サイトに記載されているスペックから確認できました。
Appleが米国時間2019年9月10日に発表したiPhone 11、11 Pro、11 Pro Maxは3機種ともeSIMを搭載していることが公式サイトに記載されているスペックから確認できました。
昨年発表されたiPhone XS、XS Max、XRにつづき、しっかりAppleがeSIM対応端末を増やしてきてくれました。
3機種とも予約注文は9月13日の日本時間午後9時から。発売は9月20日です。
iPhone 11
iPhone XRの後継機種と位置付けられるiPhone 11。カラーバリエーションはパープル、グリーン、イエロー、ブラック、ホワイトそしてPRODUCT(RED)の6種類です。
日本での販売価格(税別)は以下の通り。
- 64GBモデル: 74,800円
- 128GBモデル: 79,800円
- 256GBモデル: 90,800円
スペックとしてはディスプレイが6.1インチのLiquid Retina HDディスプレイ、カメラはナイトモード対応のデュアル12MPカメラで超広角と広角のみ(望遠はありません)。ボディーはガラスとアルミニウムとなっています。
バッテリー駆動時間もXRと比較すると最大1時間程伸びており、実用性のある駆動時間になっています。
そして価格は74,800円からと、発表時の価格としては昨年のiPhone XRの84,800円と比較しても1万円安くなっており、従来よりも手の届きやすい価格になっています。
ちなみにこのiPhone 11の登場でiPhone XR 64GBモデルが64,800円、128GBモデルが69,800円に値下がりしています。ともにiPhone 11より1万円安い価格設定になりますが、1万円の差であれば新しいiPhone 11を選ぶという人が多いのではないでしょうか。
eSIMに関しては日本語公式ページの仕様に以下のようにしっかり載っていました。
nanoサイズの物理SIM 1枚とeSIMのデュアルSIMに対応しています。eSIMを使うことによってiPhone XS、XS Max、XRとまったく同じく、デュアルSIMデュアルスタンドバイ(DSDS)が可能です。
iPhone 11 Pro、11 Pro Max
iPhone 11 Pro は iPhone XS の後継機種、そして iPhone 11 Pro Max は iPhone XS Max の後継機種になります。カラーバリエーションはスペースグレイ、シルバー、ゴールド、そして新しく加わったミッドナイトグリーンです。
iPhone 11 Proシリーズの大きな特徴のひとつはこのトリプルカメラです。超広角、広角、望遠の3つのカメラで今まで以上に高性能、そして暗い場面でも綺麗に撮れるナイトモードが使えます。
また、ディスプレイはiPhone 11が6.1インチのLiquid Retina HDディスプレイであるのに対し、iPhone 11 Proが5.8インチ、iPhone 11 Pro Maxが6.5インチのSuper Retina XDRディスプレイとなります。
XSとXRでもディスプレイには大きな差があったので、今回もより美しい液晶を求める方であればiPhone Proシリーズがベターな選択肢です。
iPhone 11 Proシリーズの日本での販売価格(税別)は以下の通りです。
【iPhone 11 Pro】
- 64GBモデル: 106,800円
- 256GBモデル: 122,800円
- 512GBモデル: 144,800円
【iPhone 11 Pro Max】
- 64GBモデル: 119,800円
- 256GBモデル: 135,800円
- 512GBモデル: 157,800円
昨年のXSシリーズ同様、一番安い11 Proの64GBモデルでさえも10万円を超えてきます。
ただ、iPhone 11もそうですがAppleの下取りプログラムを使うと意外と安く買えるかもしれません。下取りではiPhone XS Maxで最大62,060円、iPhone 6やiPhone SE でも最大5,030円で下取りしてくれるので、その分購入金額が下がります。いまiPhoneを使っている方はぜひ下取りも検討してみてください。
そのほかiPhone 11 Proシリーズでおさえておきたいポイントとしては、バッテリー駆動時間がXSシリーズと比較し、向上しています。
iPhone 11 ProはiPhone XSと比較し最大4時間、iPhone 11 Pro Maxの方はiPhone XS Maxと比較し最大5時間バッテリー駆動時間が伸びています。動画ストリーミングやゲームなど消費が激しいアプロケーションが増え、その利用頻度が上がっているこの時代ではバッテリーの持ちは非常にクリティカルなので、ここも評価できるポイントです。
eSIMについてはiPhone 11と同じ、nanoサイズの物理SIM 1枚とeSIMのデュアルSIMになります。
したがってeSIMだけに関して言えば、iPhone 11もiPhone 11 Proシリーズもまったく同じですので、3機種の中のどれを選んでも性能は同じということになります。
注意点
一点、新型iPhoneの購入方法としてはAppleの直営店あるいはオンラインストアから直接購入する方法と、大手キャリア(docomo、au、SoftBank)の通信プランとセットで購入する方法の2つがあります。
Appleから直接購入する場合はもともとSIMフリー端末となるので問題なくeSIMが使えますが、大手キャリア経由で購入する場合、SIMロックを解除する必要があります。
SIMロック解除については年々緩和する方向で法改正がされてきており、現在のところ端末を一括購入する場合は即SIMロック解除が可能です。また、分割払いの場合は購入日から101日目以降にSIMロック解除をすることができます。
eSIMを使用する場合は必ず端末がSIMフリーあるいはSIMロック解除端末であることを確認しましょう。
また、10月1日から消費税が8%から10%に引き上げられます。10万円以上するiPhone 11 Proシリーズでは2%であっても2,000円以上の値上がりとなるので、購入する場合は9月30日までがオススメです。