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シンガポールで3 (Three HK) のeSIMが大活躍!M1のeSIMも現地で購入できました

先日シンガポールを経由する旅行の予定があったため、せっかくの機会ということで1泊ストップオーバーをしてeSIMを試してきました。

今回テストをしたのは3香港(Three HK)のeSIMです。シンガポールで使えるeSIMは他にも複数あるのですが、コスパがイマイチのものが多く、3香港以外では唯一KnowRoamingの最近リリースしたシンガポール向けプランが良心的な価格帯ではあるものの、どうもデータ残量をチェックするアプリの提供情報が見当たらなかったため今回は使用を見送りました。

また3HK以外にも、以前ブログで取り上げた、M1の短期滞在者向けプリペイドeSIMを現地で実際に購入、使用してみたので、それについてもまとめました。

3HKのeSIM in シンガポール

3HKのeSIMは過去に何度も他の国で使ったことがあったため、今回も準備といった準備はほぼ不要でした。

3香港のeSIMについては以下の記事にかなり詳しくまとめていますので、初めての方はぜひ一読ください。

【やはり超便利!】3香港のeSIMを日本で使ってみた
海外旅行時に重宝しそうな3香港のeSIMを事前テストも兼ねて日本で使って見ました。

私の場合、iPhone XSにすでにeSIMがインストールされており、10-Day Passの方もまだ3日以上有効期限が残っている状態でシンガポール入りしました。

今回は関空から(格安で機内WiFiもあるということで)スクートを利用し、チャンギ空港の第2ターミナルに到着。到着後すぐにモバイルデータ通信に3香港のeSIMを設定し、データローミングをONにすると、ちゃんとネットワークに接続できました。

3HKのeSIMのシンガポールでのローミングキャリア

3香港のeSIMはシンガポールではStarHubにつながりました。回線はLTEを掴みました。

StarHubはシンガポールの3大キャリアのうちの一社で、契約者数では国内第2位。小さい国ということもありますが、エリア的にも問題なく、安心して使用できるキャリアかと思います。

今回シンガポールでの滞在は1泊2日だけではありましたが、ネットが途切れることも通信が遅くてイライラすることもなく、終始とても快適に使うことができました

そんなこともあり、高速データ通信の1日の上限500MBの50%である250MBに昼過ぎに達してしまい、アラートのSMSが送られてきました。

残り250MB以下のアラート

やはり3香港のeSIMの最大の弱点はこの(高速データ通信は)1日500MBまでというリミットでしょう。使い方によってはやはり少し物足りない場合もでてきます。まあ、1日200円程度という価格を考えれば文句は言えませんが。

今回はデータ容量が最初から不安だったこともあり、現地でM1のeSIMを買いに行きました。(後述します。)

念のため、3香港のeSIM利用時に複数回スピードテストも行ってみたので、その結果をいくつか載せておきます。

シンガポールでの通信品質

概ねダウンロードもアップロードも10Mbps以上でており、快適だった体感と一致する結果となっています。Ping(遅延)も通常のウェブブラウジングレベルであればほとんど気にならない程度かと思います。

一番左はチャンギ空港でのスピードテスト結果ですが、空港でも通信は安定していました。

M1のeSIMを現地で調達

M1(旧Mobile One)はシンガポールの3大キャリアのうちの1社で、日本でいうとSoftBankにあたる通信会社みたいです。

M1は今年5月にシンガポールで初めて短期旅行者向けのeSIMの提供を開始しました。9月現時点においても、シンガポールでプリペイドのeSIMを提供しているのはM1だけです。

M1のeSIM概要

M1のeSIMはプリペイドツーリストSIMのいちタイプとして現在提供されています。

このプリペイドツーリストSIMは以下の3種類があるのですが、現在eSIMで利用できるのは一番左のS$12のものだけです。

プリペイドツーリストSIM 3種類

プラン内容

  • 料金: 12シンガポールドル(およそ950円)
  • データ容量: 100GB
  • 有効日数: 7日間
  • 国内無料通話: 500分
  • 国内無料SMS: 100通
  • 国際無料通話: 20分

100GBの7日間なので、シンガポールだけだと十分な内容で、それが1000円以下なので格安です。

また、3香港などのローミングを利用するeSIMはすべてデータ通信のみで現地で使える電話番号は付属しませんが、M1は現地キャリアというだけあって、通話やSMSが使えるのがメリットです。国際電話も20分無料のようなので、日本へ電話をかけることができます(発信元の電話番号はシンガポールのものにはなりますが)。

S$30やS$50といった他のプランだとマレーシアやインドネシア、香港などで使えるローミングデータも数GBついてくるのですが、S$12のプランには残念ながらありません。

購入できる場所

M1のプリペイドツーリストSIM自体は以下の店舗で取り扱っています。

ただし、一部S$12プランを取り扱っていないところがあり、実際eSIMを購入できるであろう場所は、

  • M1 ショップ(10店舗)
  • M1 Exclusive Distributors
  • セブンイレブンとCheersの一部

になります。

チャンギ空港で取り扱いがないのは残念です。そしてもっと残念なのはオンラインで購入できないこと。eSIMはインターネット経由で配信できるデジタルなものなので、ぜひ早急にオンラインでも販売してほしいものです。

実際のところ上記の取扱店舗の中ではたぶんM1ショップが一番行きやすいし直営店ということで確実かと思います。各店舗の場所は公式ページで確認できます。

私は滞在していたホテルから歩いて行けたBugis Junction(ブギス・ジャンクション)というショッピングモール内のM1ショップに行きました。

Bugis JunctionのM1ショップ

M1ショップでの購入と必要なもの

昼すぎに行きましたが、店内は少し混んでいて、整理券を取って20分ほど待ちました。番号を呼ばれると担当のスタッフがついてくれるので、プリペイドツーリストSIMのeSIMタイプが欲しいと告げるだけ。あとは通常のSIMカードを購入する場合とほぼ同じです。

購入に際して必要なものは、

  • パスポート(身分確認できるもの)
  • 現金またはクレジットカード

のみ。私の場合はすんなり身分確認と支払いを終えて、ものの10分ほどで購入することができました。

店内の壁にはプリペイドツーリストSIMの宣伝もあったので、スタッフも慣れているのかもしれません。

ちなみにシンガポールはほとんどみんな英語を話しますが、シングリッシュと言われるように独特の訛りがあるので、最初に聞き取りにやや苦労するかもしれません。

M1のeSIMのインストールと通信品質

購入したあとすぐにインストールしてもよかったのですが、3HKのeSIMのデータがまだ残っていたのと、安定したWiFiでないとたまにインストール途中で不具合が発生する可能性があることを経験から知っていたので(iOS 13移行では改善されているかもしれませんが)、ホテルに戻ってからホテルのWiFiに接続した状態でインストールしました。

パッケージとしてはQRコードが印字されたカードと、マニュアルが同封されている形です。

iOS 12.4.1(たぶん)のiPhone XSにインストールしました。

モバイル通信プランの追加が完了すると、アクティベーション成功のSMSが送られてきました。データプランの内容と、残量チェックの方法が記載されています。

残量チェック方法についてはマニュアルにも日本語含む4ヶ国後で説明が載っていますが、#100*1*1# とダイアルすることでチェックができるようです。データについては100GBもあるので心配することはほぼないと思いますが。

インストール後はモバイルデータ通信にM1のeSIMを設定すればインターネットに繋がります。最初数分は3Gでしたが、そのあと4Gに切り替わりました。

ただし、場所によってはやや電波が悪いところもあり、今回使用してみた限りではシンガポールの繁華街や中心地周辺は問題ないですが、その他の建物内などの場合はもしかしたらStarHubのネットワークを使う3HKのeSIMの方が電波状況が良いこともあるかもしれません。

通信速度についてはいつもの通り複数箇所でスピードテストをしました。

シンガポールでのM1 eSIMの速度

左側がマリーナベイサンズやマーライオンのあるベイエリアで測ったものですが、ダウンロード100Mbps超えと高速でした。M1は他の2大キャリアに比べると速度面ではイマイチらしいのですが、さすが4G速度世界一?のシンガポール 。

右側はチャンギ空港での結果。こちらもダウンロード、アップロードともに快適な速度レベルです。

M1は現地のネットワークということで遅延も少なく、速度に関しても全く問題なかったです。

オススメのeSIM活用方法

今回シンガポールで3HKとM1のeSIMを使ってみた感想としては、通信品質という面では両方快適で、十分オススメできます。

空港に着いてすぐeSIMを使いたい場合は確実に3HKが良いです。ただ、3HKに関してはやはり高速通信1日500MBの上限がポイントになってくるかと思います。観光メインで主にSNSやたまにGoogle Mapsを使うくらいであれば、1日500MBで事足りるかと思いますが、やや不安という方は今回紹介した現地でのM1 プリペイドツーリストeSIMの購入や、あるいは他のeSIMをバックアップとして用意しておいた方が良いと思います。

それか3HKのeSIMを2つ契約しておく、というやり方もありかもしれません。

いずれにせよ3HKのeSIMは現地での調達までのつなぎにも使えますし、とりあえず購入しておいて損はないはずです。