eSIMを搭載したWindows端末まとめ【2019年時点】
2019年時点でのeSIM対応のWindows端末について情報をまとめてみました。
iOS端末やAndroid端末と比べ、らeSIM対応端末の情報が相対的に少ないWindows端末。ということで、こちらに情報をまとめてみました。
Windows端末のeSIMはマイクロソフトが提唱するAlways Connected PC構想の重要な一部分という位置付けで、今後さらに多くのノートパソコンやタブレットPCといったポータブルパソコンが「常時接続」のできるAlways Connected PCとしてeSIMを搭載すると予想されます。
尚、Windows 10 April 2018 Update以降のOSバージョンでeSIMを使うことができます。
Surface Pro LTE Advanced
MicrosoftのSurfaceシリーズの端末です。Surface Proの第5世代の中でもLTE AdvancedというモデルのみeSIMを搭載しています。
公式サイト: Surface Pro LTE Advanced(一般向け) - Microsoft
一応タブレットというカテゴリーかと思いますが、ノートパソコンとしても使うことができます(キーボード/カバーは別売り)。nano SIMスロットもあるので物理SIMカードも使うことができます。
2018年5月より一般販売を開始しているようです。eSIMを搭載したWindows端末の中では市場投入が最も早かった端末の一つ。
ヨドバシカメラ、ケーズデンキ、Joshin、ビックカメラなど大手家電量販店で販売しているようですが、調べた限りではAmazon.co.jpが一番販売価格が安かったです。
ASUS TransBook 103HAF
ASUSのモバイルノートPCで、タブレットとしてもノートパソコンとしても使うことができます。
ASUS TransBook Mini T103HAF-LTEというLTEモデルのみeSIMを搭載しています。
公式サイト: TransBook Mini T103HAF - ASUS
製品カタログ: TransBook Mini T103HAF LTE対応モデル
2018年12月に販売がスタート。ASUSのオンラインストアで購入することができるほか、Amazon.co.jpでもサードパーティーによる販売がされています。
こちらのデバイスは物理SIMカードスロットがなく、eSIMのみデータ通信に使うことができます。
Gemini PDA
イギリスのPlanet Computersという会社がクラウドファンディング経由でリリースしたポータブルデバイスです。WiFiオンリーのモデルもあるようですが、4G+WiFiモデルにeSIMが搭載されています。
公式サイト: Gemini PDA - 4G+WiFi
2018年2月から出荷開始。
各国向けにキーボードがローカライズされており、全部で24種類、日本語版もあります。日本ではリンクスインターナショナルという会社が正規代理店として販売しているようです。
日本正規代理店サイト: Gemini PDA
こちらのサイトにおいて、取扱販売店としてビックカメラ、ソフマップ、コジマ、ツクモ、ヨドバシカメラの各家電量販店が記載されています。
Gemini PDAには物理SIMカードスロット(micro SIM)もついており、eSIMと使い分けることができるようになっています。
HP ENVY 12 x2
ヒューレット・パッカード(HP)のENVYシリーズ。タブレットPCとして使うことができる2-in-1パソコンです。
公式サイト: HP ENVY 12 x2
2018年6月に販売が開始されました。
いくつかモデルがある中で、HP ENVY x2 12-g000TUというスタンダード au LTEデータプリペイド eSIMセットモデルだけにeSIMが搭載されているようなのですが、HPのオンラインストアを見る限りでは「auのeSIMカードが同梱されています」と記載があり、au以外のeSIMは書き込めないような雰囲気です。
auのLTEデータプリペイドというサービスのみ使えると考えた方が良さそうです。
ASUS NovaGo
eSIMとnano SIMに対応しているという情報がインターネット上で見つかりましたが、ASUS公式サイトの製品スペックのページにはeSIMの記載が見当たらず、真偽の程は定かでありません。
Surface Pro X
MicroSoftが2019年秋に発表したSurface Proシリーズのモデルのひとつです。
薄型でコンパクトながらPC並のパフォーマンスを発揮する、13インチのタッチスクリーンを搭載したSurfaceです。ラップトップモード、タブレットモードどちらでも使える2-in-1。
公式サイト: Surface Pro X
最近はMicrosoft Teamsもユーザーが増えてきているようなので、こういった「いつでもつながる」ラップトップ兼タブレットはますます需要が高まりそうです。
Acer TravelMate P6
2019年に北米でリリースされた、Acerのポータブルラップトップです。
名前にTravelと入っていることからも、外出先での使用を想定したスペックとなっています。14インチのタッチスクリーンながらも重さはたったの1.1kg。さらに最大20時間使用できるバッテリーや落下にも強い耐久性、そして強固なセキュリティーも特徴となっています。
公式サイト: Acer TravelMate P6
通信周りのスペックとしてはeSIMでの4G/LTEモバイル通信のほか、Wi-Fi 6にも対応しています。
ビジネス向け Surface Go 2
ビジネスユース向けのSurfaceシリーズのひとつです。
こちらもSurface Pro X等と同様、ラップトップとタブレットの2-in-1タイプで持ち運びが便利です。ディスプレイは10.5インチ、Surfaceペンにも対応。
モバイルネットワークはeSIM以外にも通常のnano SIMが挿入できるようになっています。