アジア周遊などに便利なデータ通信SIMカード、SIM2FlyがeSIMに対応
SIM2Flyとはタイの大手通信会社AIS(アドバンスト・インフォ・サービス公開株式会社)が提供する、複数の国と地域で利用できるローミングタイプのデータ通信プリペイドSIMのサービス名称です。
SIM2Flyとは
SIM2Flyとはタイの大手通信会社AIS(アドバンスト・インフォ・サービス公開株式会社)が提供する、複数の国と地域で利用できるローミングタイプのデータ通信プリペイドSIMのサービス名称です。日本のAmazonでも数年前から売られており、主にアジアやオセアニア地域に行く海外旅行者に人気のトラベルSIMです。
このSIM2Fly、とにかく安いのが特徴で、それでいて通信速度も悪くないようで、Amazonのレビューでも概ね高評価です。Amazonでは複数の業者が輸入して、販売しており、また何回かパッケージデザインや内容が変更になったため、いろんな種類のものが販売されています。
SIM2Flyには現在主に「アジア・オセアニア向け」と「グローバル(世界)」の2種類があります。
アジア・オセアニア向けでは、日本やシンガポール、マレーシア、フィリピン、オーストラリアなどを含む17ヶ国で現在データ通信が可能のようです。尚、以前は含まれていなかったカタール(地域違う?)なんかも追加されているようで、利用できる国は変わる可能性があります。
ちなみに基本的にタイから海外へ行く旅行者をターゲットとしているため、タイでは使えないようです。(これも今後変わるかもしれませんが。)
eSIMバージョンの内容
公式サイト内のページで確認する限りでは、AISの契約者だけでなく、誰でもeSIM対応のiPhone(iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR)を持っていれば利用できます。
ただし、利用するためには、AISの実店舗(スワンナプームとドンムアン支店を除く)に行く必要があるようなので、現在のところはタイ在住者向けということになりそうです。タイに住んでいる、あるいはタイに一度行って、それから他の国に行く、という人で対応するiPhoneを持っている場合は、AISの店舗で手続きが可能です。
2019/5/27 追記:
先日SIM2FlyのeSIMをオンラインで購入できるサイトを発見したので、実際に購入し、日本でデータ通信を行ってみました。詳しい内容は以下の記事でご確認ください。
SIM2Flyの圧倒的なコスパをeSIMでも利用できるようになれば、使い勝手の面でも格段に便利ですね。
↑の記事にも書いていますが、特にアジア周遊にはもってこいかと思います。
今後アプリなどで手軽に購入・管理・チャージなどができるようになればありがたいなーと個人的には思っています。