タイ旅行にオススメのeSIMはこれだ!複数検証・徹底比較した結果まとめ

おすすめのタイ旅行者向けプリペイドeSIMの詳細レビューと検証結果まとめ

タイ旅行にオススメのeSIMはこれだ!複数検証・徹底比較した結果まとめ
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2024年5月: プラン内容や現地での通信速度情報を更新しました。

世界的に「旅行eSIM」の人気が高まる中、タイ旅行者向けのプリペイドeSIMもここ数年でかなり選択肢が増えてきました。ただ、選択肢が増えると結局どのeSIMを選べばいいのかわからない、という悩みが出てくるのが必然。そこでコスパの良い旅行eSIMを激選し、現地で実際にテストもして、その情報をこの記事にまとめました

タイに旅行あるいは出張に行かれる方で、現地のモバイルインターネットにeSIMを検討している方にこの記事が役立てば幸いです。

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割引プロモコードが使えるeSIMについてはその情報も載せています。

尚、旅行eSIM検索・比較サイト「eSIMDB」ではタイで利用できるeSIMを一覧で確認することができます。コロナ前と異なり、今はかなりの数があるのでぜひチェックしてみてください 👇

タイで使えるeSIM一覧 - 海外旅行者向けのプリペイドデータプランを比較
タイ向けトラベルeSIMとデータ通信プランを簡単に比較できます。料金や口コミ・レビューから安くておすすめのプリペイドeSIMを検索してみましょう。

*現地での通信テストは主にバンコクとその周辺の観光地で行いましたが、日本でdocomoやauの回線が日本中ほとんどどこでも使えるのと同じように、どのeSIMもタイ全土で利用可能です(もちろん利用可能エリア内であれば)。

eSIM版「dtac HAPPY TOURIST SIM」(コスパ最強)

タイの大手通信会社 dtac が展開するツーリストSIMHappy Tourist SIMのeSIMバージョンがあり、これがめちゃくちゃコスパ良いのでオススメeSIMナンバーワンとして紹介します。

ちなみに物理SIMカードの方は以前から人気商品で、スワンナプーム空港はじめ、ドンムアン空港、プーケット空港、チェンライ空港などの空港にも売っていて、世界有数の観光立国であるタイにおいて、相当数の旅行者が購入しているであろう人気ツーリストSIMの定番になります。

タイ旅行での物理SIMはAISという通信会社から出ている SIM2Fly も有名ですが、こちらの dtac ハッピーツーリストSIMの方がコスパが優れています。

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実際の品質は後述しますが、現状タイではこのeSIM版がほぼ最強なんじゃないかと思っています。

*ただし、タイの中でもかなり地方に行かれる方はdtac の利用可能エリアを確認し、不安があればAIS 等異なるネットワークを利用するeSIMも同時に検討されることをお勧めします。

ハッピーツーリストeSIMの種類や料金

*プランや料金は執筆時点での情報です。プロモーションで料金が安くなったり、プラン追加などで種類が増える可能性があります。

以前まではeSIMで利用できる種類は2つくらいだったのですが、商品紹介ページを見ると今では6種類に増えています。

まず、大きく分けて以下の2タイプがあります。

  1. dtacハッピーツーリストInfinite SIM(新しい無制限タイプ)
  2. dtacハッピーツーリストSIM(以前からある定番商品)

尚、どちらもタイの電話番号付きで、通話・SMS利用可能です。

ハッピーツーリストInfinite SIM

こちらは簡単にいうとデータ通信とタイ国内の通話が無制限というもの。

利用可能日数によって3プランがあります。以下に詳細をテーブルでまとめました。

利用可能期間 価格 データ容量 タイ国内の通話 dtac WiFi利用 クレジット
8日間 449バーツ 5G 無制限 全ネットワークへの通話無制限 無制限 15バーツ相当
15日間 699バーツ 5G 無制限 全ネットワークへの通話無制限 無制限 15バーツ相当
30日間 1,199バーツ 5G 無制限 全ネットワークへの通話無制限 無制限 15バーツ相当

*もちろん全てeSIM版ありです。

上の表の通り、利用可能日数と価格以外はまったく一緒の内容です。

料金面では昨今の円安で1バーツ4円を超えてきているので、15日間プランでも3,000円前後とそこそこします。8日間プランだと2,000円程度でまだ手が届きやすいですが。

プリペイドSIM/eSIMで3,000円超えてくると「うっ...」と思うのは自分だけでしょうか

ハッピーツーリストSIM

こちらが以前からあるハッピーツーリストSIM。Infinite プランよりお手頃で、個人的にはこちらの方がオススメ

データ容量と利用可能日数によって以下の3種類があります。

利用可能期間 価格 データ容量 データカウントフリー 通話クレジット タイ国内ネットワークへの通話
8日間 299バーツ 15GB チャットアプリ5種 15バーツ相当 100バーツまで無料
10日間 349バーツ 50GB チャットアプリ5種 15バーツ相当 100分まで無料
15日間 599バーツ 30GB チャットアプリ5種 15バーツ相当 -

*dtac電話番号への通話は無料です。

*dtac WiFiについての記載がないですが、実際自分が購入して使った時には使えたので、dtac WiFiも無制限で利用可能の模様。

個人的にはこの中で「50GB / 10日間プラン」がオススメです。日本円でも1,500円前後と手が届きやすい。

50GBプランは他の2つよりも特典が多く、以下のようなメリットがあります。

✅ データ容量を使い切っても低速で無制限データ利用可能(通常は384kbpsの低速。ただしプロモーションで15Mbpsまで出る場合もあり。)

✅ dtacの電話番号とは通話無制限

✅  タイ国内のdtac以外の電話番号への通話も100分まで無料

✅ LINEやFacebookメッセンジャーなど5種類のメッセージングアプリでチャット無制限(カウントフリー)

✅ dtac WiFiが使い放題

10日間で50GB以上使うよ、って方はもちろん先に紹介した無制限プランを検討すべきですが、普通は1日5GBも使わないと思うので50GBで十分すぎると個人的には思います。

また、通話も10日間で(dtac相手以外で)100分まで無料と、こちらもこちらも普通の観光であれば十分。

ということでほとんど非の打ち所がないと言えるでしょう。

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あと意外と当たり前すぎて書かれていないですが、タイ国内のローカルネットワークなので、ローミング通信とは異なり遅延(レイテンシー)が非常に小さいというメリットがあります。

ただしこの商品が向いていない人ももちろんいて、この商品の欠点は有効期限が10日間ということ。もしタイに10日間以上滞在する方は、(お高いですが)無制限30日プランを選ぶか、あるいはこの50GBプランを複数買って使ってもいいかもしれませんね。あとは記事後半の「その他のeSIM」で紹介する他のeSIMもアリでしょう。

購入方法

このeSIMは、(以前はできなかったのですが今は)dtacの公式サイトからも購入できるようですが、パスポート等IDのアップロードが必要だったり、自分が試した時は途中で止まったりして散々でした。

IDアップロードを求められる - dtac公式サイト

もちろん英語ですし。あとたまにCSSという見た目を整えるコードがあたっておらず、ぐっちゃぐちゃの表示になっていることも目撃しました。

ということで、dtac公認のリセラーパートナーから購入することを個人的にはオススメします。

リセラーパートナーはちょくちょく増えており、今のところ公式サイトに載っているだけでも8社くらいあるようです。もちろん、どこから買っても中身は同じeSIMです。

オススメのリセラーパートナーその1「Nomad」

Nomad では50GBプランが$8。しかもプロモコード「ESIMDB3」利用で3ドル割引。コード利用は1回のみですが、もし利用できるようであれば最安かも

機械翻訳感はありますが、日本語にも対応していますし、モバイルアプリもあります。そしてデザインがシンプルで購入が非常に簡単。

Nomad公式サイトはこちら

オススメのリセラーパートナーその2「Airalo」

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2024年5月追記: 現在AiraloでこちらのeSIMを購入する場合にeKYC(ID確認)が必要になっており、少しだけステップが増えています。

日本語にも対応していて圧倒的に使いやすい Airalo も、dtac ツーリストeSIMを購入できるオススメパートナーのひとつです。

Airalo での販売価格は、

  • 50GB / 10日間タイプ : US$9.90
  • 無制限15日間タイプ : US$19.95

です。

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さらにここから、プロモコード「ESIMDB10」利用で購入金額が10%オフになります!
タイeSIMページ - Airalo

割引コード「ESIMDB10」を使えば50GBプランが9ドルを切るので、日本円で1,400円以下と、公式サイトから買うよりたぶん安いです。

自分は Airalo を過去何度も使ったことがあり、かなり安心感があります。(オンライン決済するのを考えるとdtac公式サイトよりも信頼できます。)

Airalo公式サイトはこちら

その他のリセラー

dtacのeSIMはいわばオープン価格なので、それぞれのリセラーが独自の料金を設定して販売しています。なのでもしかしたらNomadやAiraloより安く買えるところが見つかるかもしれません。

以下、参考までに、比較的販売価格が安いリセラーを紹介します。

eSIMX

50GBプランが$8.28。そしてプロモコード「ESIMDB10」利用でさらにそこから10%OFFなので$8を切ります。ただしサイトは英語のみ。

eSIMXのタイeSIMページはこちら

eTravelSIM

50GBプランが$8.49。dtac公認リセラーとして公式サイトにも載っています。

eTravelSIMのタイeSIMページはこちら

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参考までに、dtacのハッピーツーリストeSIMは空港のdtacカウンター(店舗)でも購入できますが、よく並んでますし時間がもったいないので絶対オンラインで渡航前に買っておきましょう。

タイでの実際の通信品質

実際の利用体験を時系列で並べています。(下の方がより新しい情報です。)

1回目: バンコクで利用

*検証時期: 2022年秋

*ハッピーツーリストeSIMをAiraloから購入

iPhoneに渡航の前日にeSIMをインストールして準備は完了。この時点で有効期限がスタートです。

ちなみにiPhoneユーザーであれば、AiraloのiOSアプリからeSIMを直接インストールできるのでとても楽です。(Airalo以外のリセラーではできないと思われ。)もちろんアプリにインストール方法などもちゃんと説明がありますし、基本タップして進んでいくだけなので初心者の方でも簡単にeSIMを追加できます。

バンコクのスワンナプーム空港に到着後、すぐに設定からモバイルデータ通信に dtac ハッピーツーリストeSIM(by Airalo)を割り当てると、たった数秒でインターネットが使えるようになりました。やはりローカルのeSIMは接続までが速いイメージ。データローミングなどの設定も一切必要ありません。

↓のように dtac の4Gにつながりました。

dtac-T.Better Together 4G に接続中

キャリアの表示名がなぜか dtac-T.Better Together とやたら長い。

上のスクリーンショットにも表示されていますが、eSIMユーザーは物理SIMを買うためにお店探したり並んだり支払いすることなく、空港からサクッとGrabで移動。(Baggage Claimで荷物待っている間にGrab呼べます。)

バンコクでの実際の通信速度

バンコク滞在中は基本的に中心部が行動範囲でしたので、あくまでその範囲内ではありますが、スピードテストを複数箇所で行った実測値が以下です。

左からスワンナプーム空港、スクンビットエリア、そして王宮周辺です。

dtac eSIMのバンコクでの通信速度

ローカルeSIMということで Ping は40ミリ秒と良好。ダウンロードもアップロードもプリペイドeSIMにしてはかなり良い方でしょう。

ただ、実際に使っていた感覚としてはそこまでめっちゃサクサク、という感じはなく、まあ普通に使える程度でした。日本でこれくらいの速度でていたらもっと速く感じると思うのですが、これはそもそもの通信インフラの違いかもしれません。

とりあえず日本でサクサクの超高速モバイルインターネットに慣れている方には少しレスポンスがゆっくりに感じられるかもしれません。が、普通に旅行する上では何ら不便なく使えましたし、一度も圏外にならず、安定していました。(1, 2回 Slack でメッセージが送信エラーになっていたのと、新しいメッセージの読み込みにややラグがあったことを除いては。)

ちなみにこのeSIMを使っているとdtac WiFiというWiFiスポットに自動で接続されるようです。が、そのWiFiスポットがあまり速くないのでWiFi切った方が速度的には出ます。あとたまーに5Gを掴んでいることがありましたが、実感として何ら違いはわかりませんでした。

最後に、インターネット共有(テザリング)も問題なく使えました。ノマドワーカーやホテルWiFiが不調の際には便利です。

バンコクでは数日間ヒルトン系列のホテルに滞在したのですが、ホテルの無料WiFiはスマホだと触っていない間にすぐ接続が切れて、やや面倒でした。速度的には問題ないのですが、自分はもうホテル内でもスマホでのインターネットにはずっとeSIMを使っていました。その方がデフォルトのセキュリティーはホテルWiFiよりも圧倒的に良いですし。

2回目: ハジャイ(ハートヤイ)で利用

*検証時期: 2023年秋

*ハッピーツーリストeSIMをAiraloから購入

タイ南部、知ってる人は知っている、が知らない人の方が多そうな都市ハジャイを訪れた際にAiraloで購入したdtac 50GBプランを利用しました。

この時はけっこう5G接続エリアが多かった印象です。2022年から比べて5Gエリアもかなり広がったんでしょうか。

日本人にとってはたぶんマイナーではあるものの、タイ南部の中心都市ということでエリア的にもまったく問題なし。

通信速度も以下の通り、かなり優秀です。

ハジャイでのスピードテスト結果

もちろん日本のモバイル回線ほどのサクサク感はありませんが、旅行におけるインターネット利用という意味では十分。

3回目: パタヤで利用

*検証時期: 2023年冬

*ハッピーツーリストeSIMをNomadから購入

初めてNomadからdtacの50GBプランを購入し、パタヤで利用しました。

パタヤでも4Gと5G。

この時はどういうわけか過去2回よりも通信速度は低めでした。たまたまタイミング的に混んでいたのか、パタヤは遅めなのか、真相は不明。

パタヤでのスピードテスト結果

まあそれでもPing値は30ミリ秒を切っていますし、普段使いという意味ではこれくらいのスピードでも問題なく使えます。

4回目: 再度バンコクで利用

*検証時期: 2024年5月

*ハッピーツーリストeSIMをNomadから購入

Nomadからリピーター向けの割引が届いたのでそれを利用してお安くdtac Tourist eSIMを購入。

2022年秋の時はほぼ4G、たまーに5Gだったものが、今回はほぼずっと5G接続でした。

以下、左からプロンポン駅周辺、ターミナル21周辺、そしてスワンナプーム空港内でのスピードテストの結果です。

一部速度が落ちる時はあったようですが、総じて満足なスピードで、パケ詰まりレベルで遅いと感じることは一切ありませんでした。

バンコク以外にもホアヒンにも数日滞在しましたが、電波状況はまったく問題なし、終始快適にモバイルインターネットを使うことができました。

また、結構がっつりテザリング(インターネット共有)も使いましたが、こちらも問題なく使うことができました。

(参考)データ残量や有効期限のチェック方法

dtacのハッピーツーリストeSIMは残念ながらデータ残量のチェックは少し面倒です。

以下のWebページにアクセスし、ページ下部にある Check balance, Top-up and Add-On Package のボタンをクリックして、電話番号を入力して、SMSでワンタイムパスワード(OTP)を受信して、という手順を踏む必要があります。

บมจ. โทเทิ่ล แอ็คเซ็ส คอมมูนิเคชั่น (ดีแทค)
ผู้ให้บริการระบบโทรศัพท์เคลื่อนที่แบบจดทะเบียนและเติมเงินบนเทคโนโลยี 4G, 3G เพิ่มโอกาสการเข้าถึงข้อมูลและเชื่อมต่อกันอย่างทั่วถึง สร้างเสริมสังคมและอนาคตที่ดีกว่า

尚、通話のクレジット残高や有効期限については電話アプリから以下の番号にダイアルすることで確認できます。

*101*9# で、📞 タップ

すると数秒で以下のようなSMSで情報が届きます。(英語でややわかりにくいですが。)

dtac からのSMS

dtac ハッピーツーリストeSIMまとめ

プランの種類はそこまで多くはないですが、とりあえず個人的には50GB / 10日間プランがコスパがよくて特典も他より多いのでオススメ。大容量かつ低速無制限、かつ現地eSIMで遅延も少ない、通信も安定している、という5つ星レベル。

通話クレジット、チャットアプリのカウントフリーなど地味に嬉しい特典もあったり、dtacによるプロモーションでさらに特典が追加される可能性もありますし、タイ旅行が決まればまず第一候補として検討してもらいたいeSIMです。

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Infinite(無制限)タイプはめちゃくちゃデータを使うごく限られた人には合いそうですが、普通は50GBプランで十分でしょう。

*ただしタイの地方(田舎)に行かれる方は、dtacの利用可能エリアを確認するか、現地の方にdtacで問題なさそうか確認するのがベター(念のため)。

10日以上滞在する人は悩ましいところですが、50GBプランを複数回購入する手もありますし、タイ旅行向けのプリペイドeSIMは他にも色々あるので利用期間から絞って他を探すのもアリ。特にあとに紹介するMobiMatterでは30日間利用可能なeSIMが低価格で販売されています。

その他おすすめeSIM

実際に使って検証はできていないけど次渡航する時に試してみたいと思っている、良さげなタイ向け旅行eSIMをいくつか紹介します。

eSIM2Fly

アジア圏の周遊などで以前から人気のある AIS の物理SIMカード「SIM2Fly」のeSIM版です。esim2fly.com という以下のサイトからこの eSIM2Fly のほか、この記事でおすすめしている dtac ハッピーツーリストeSIM も購入できます。

ESIM2Fly Shop Home | ESIM2Fly Shop
Check our updated list of devices for tablets and phones that currently support eSIM.
eSIM2Fly.com

SIM2Fly 6GBプランはアジア周遊プランということで日本でも利用できるので、事前の通信確認や旅行後でも使えますし、複数の国を旅行するといった時にも便利です。

また、AIS Tourist eSIM はその名の通りAISが提供するタイ旅行者向けパッケージeSIM。AIS番号へは通話無料、データを使い切っても低速384Kbpsでデータ通信可能です。

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さらに、プロモコード「ESIMDB」利用で1ドル割引になります!

esim2fly.com は日本円に換算してくれて、日本円で支払いができますし、上記のプロモコードを使えば、よりお得に旅行eSIMを購入できます。


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MobiMatter

続いては3香港のeSIMなどコスパに優れた商品を豊富に揃える MobiMatter

Buy the Best eSIM Thailand from Only $0.2 per GB | MobiMatter.
Buy the Best eSIM Thailand from Only $0.2 per GB | MobiMatter.
タイeSIM商品紹介ページ - MobiMatter

dtacのハッピーツーリストeSIM含め、タイ向けのeSIMはかなりの数がありますが、ここで紹介したいのは「Singapore Malaysia and Thailand」という商品。名前の通りシンガポール、マレーシア、タイの3カ国で利用できるローミングeSIMです。

  • Singapore Malaysia and Thailand 15GB / 30日間 : 9.99ドル
  • Singapore Malaysia and Thailand 30GB / 30日間 : 13.99ドル

ともに最大30日間使えて、15GBで1,500円ほど、30GBで2,000円ちょっととかなり良心的な値段です。

こちらは3香港提供のもので、香港経由のローミング通信になります。

特に10日以上タイに滞在する方にはこちらが最有力候補かもしれません。

ソラコムモバイル

ソラコムモバイルは日本発の旅行者向けeSIMサービス。現在iPhone/iPadでのみ利用可能です。

グローバルeSIMデータ通信サービス | ソラコム モバイル
ソラコム モバイルのeSIMを使えば海外旅行先でも手軽でスマートにインターネットを使うことができます。eSIMテクノロジーで海外での新しいデータ通信を体験しましょう!
ソラコムモバイル公式サイト

日本語でeSIMを購入したい + サポートを受けたい、という方にはベストな選択肢でしょう。

また、購入から使用開始までが超簡単なところも特徴なので、eSIMのインストールもアプリから直接できます。(QRコードのスキャン不要。)

ソラコムモバイルのタイデータプラン料金

*執筆時点での情報です。

  • 1GB / 30日間 : $9.49
  • 3GB / 30日間 : $27.49
  • 5GB / 30日間 : $45.49
  • 10GB / 30日間 : $87.99

やはりdtacハッピーツーリストeSIMなどと比較するとコスパは目劣りするのが正直なところではあります。が、もし値段はそこまで気にしないから利便性や使い勝手を優先したい、という方にはオススメです。(会社の経費にできる方なども。)

日本発のサービスなので、国内企業を応援する意味にもなりますね。


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さらに価格やデータ容量から絞り込みにも対応。ぜひご利用ください👇

海外旅行者向けeSIM検索・比較サイト「eSIMDB」

40以上の旅行eSIMサービス、20,000以上のデータプランから旅行先や予算に応じた検索ができます。

eSIMDB 公式サイトはこちら