ベトナム旅行にオススメのeSIMを厳選して徹底比較したまとめ
ベトナム旅行・出張の際、現地でのインターネット利用にオススメのeSIMをピックアップ
この記事では、ベトナムへ旅行に行く、あるいは出張に行くという旅行者向けに、オススメの旅行eSIMを厳選して紹介します。
料金やデータ容量などの基本情報はもちろん、現地で実際に使って際の通信品質についてもできるだけ詳しく盛り込んでいるので、一般的な(うわべだけの)情報まとめ記事以上の内容になっているはずです。
なお、ベトナムで使える旅行eSIMは、ここで取り上げるもの以外にもたくさん選択肢があるので、この記事を参考にしてもらいつつ、渡航前には「トラベルeSIM検索・比較サイトeSIMDB」で最新情報をチェックしてみてください👇
料金や提供プランが頻繁に変わることもありますし、より新しい魅力的なeSIMが見つかるかもしれません。
余談ですが、2022年まではコスパの良いeSIMの選択肢が少なめだったベトナムですが、2024年からは現地の通信会社が提供するローカルeSIMや低価格&大容量プランも増えてきており、以前にも増してeSIMを利用する旅行者が増えている印象です。
GIGAGO
GIGAGO はベトナムと香港を拠点とする旅行eSIM専門サイト。2023年のリニューアルで種類が大幅に増え、かつ全体的に料金も下がりました。
対応言語は英語とベトナム語のみで、日本語は未対応ではありますが、サイトはシンプルで使いやすいです。
GIGAGOのサイトからeSIMを購入方法は以下の別記事で詳しくまとめています。
GIGAGOで購入できるベトナム現地eSIM
*執筆時点での情報です。
GIGAGOはベトナムの通信会社VinaPhone、そしてViettelが提供するローカルeSIM(現地eSIM)を販売していること、そしてベトナムの電話番号/SMS付きのプランがあるのが最大の魅力。
現地eSIMって?という方もおられると思いますが、ここではとりあえずベトナムの大手通信会社が提供するプリペイドeSIMで、ローミング通信を使わないため一般的に通信の遅延(ラグ)が少ないeSIM、と理解していただければOKです。
GIGAGO公式サイトのベトナムeSIMページでプランをすべて確認できますが、だいたい5〜8種類ほどあります(たまに売り切れ商品あり)。
基本的にすべて1日あたりのデータ容量が決まっているプランで、2GB〜5GB/日の容量です。
データ容量 | 有効期限 | 価格 | 電話番号 |
---|---|---|---|
2GB/日 | 7日 | $10.9 | あり |
5GB/日 (Viettel) | 15日 | $13.9 | なし |
5GB/日 (Viettel) | 30日 | $19.9 | なし |
5GB/日 (Vinaphone) | 10日 | $12.9 | あり |
5GB/日 (Vinaphone) | 15日 | $14.9 | あり |
価格は$10.90からで、使えるデータ容量を考えると全体的にけっこう安め。
さらに、
*ただし数量限定のようなので使えなかったらすみません。
尚、ベトナムeSIMのページをスクロールすると以下のようにプランの比較表があり、内容を細かく確認できます。(一部購入できないプランも含まれているかもしれません。)
データ容量や有効期限はもちろん、アクティベート方法だったり有効期限の開始タイミングなども明記されています。
この表で「Phone number」が Yes となっておれば、現地ベトナムの電話番号が付属します。
また、「Outgoing calls」と「Incoming calls」という列で、それぞれ通話(発信)と通話(受信)が含まれているかを確認できます。
ベトナム現地での通信品質
あらかじめベトナム渡航前にiPhoneに購入したeSIMを追加しておきましたが、その時はアクティベート中という表示になっていました。
ベトナム国内以外ではたぶんこの表示がしばらく出ると思いますが、特に問題はありません。
開通手続き
GIGAGOが販売するローカルeSIMは、プランによってSMSを送信して開通手続きをする必要があるものがあります。今回自分が購入したのはそのタイプでした。
送信先の番号や送信するテキストについては、購入後に届くメールに書いてあるので、必ずチェックしましょう。
*SMSはベトナムに着いてからでないと送信できないので、必然的に開通はベトナム到着後となります。
現地到着後、GIGAGOのeSIMを「モバイルデータ通信」と「デフォルトの音声回線」の両方に設定します。
今回自分が購入した10GBプランは「8968」の番号に、「KH GIGAGO」というテキストを送信する、というものでした。
手順は以下の通り。
- iPhoneのメッセージアプリ(緑のやつ)を開き、右上から新規メッセージを作成
- 「宛先:」には 8968 と入力し、「差出人:」は必ずGIGAGOのeSIM(回線)を選択
- テキストメッセージに「KH GIGAGO」と打ち、送信
すると瞬時に上の画像のように開通手続き完了のメッセージが届くはずです。
これで無事インターネットを使うことができるようになります。ローカルeSIMなのでデータローミングの設定もオフのままでOK。
この開通手続き後は「デフォルトの音声回線」を日本の主回線など、別の回線に変更しても問題ありません。
ホーチミンでの通信環境
ホーチミンのタンソンニャット国際空港到着後、上記の開通手続きをするとすぐにモバイルデータ通信が使えるようになりました。
ネットワーク名は「VinaPhone 4G」あるいは「iTEL LTE」という表示。
ホーチミン滞在中は3Gになることもなく、カバレッジは全く問題ありませんでした。
数回だけ一瞬Eや圏外の表示になることがあったのですが、すぐに直ってました。
以下がホーチミンでのスピードテストの結果です。左から、タンソンニャット国際空港、レタントン通り周辺、そしてベンタイン市場周辺。
総じてダウンロードは100Mbps近くと快適な速度で、アップロードも10 - 40Mbpsと良好。そしてローカルeSIMということでPingは20ミリ秒前後とかなり優秀。
実際データ通信を使った体感としては、若干初速(セッションの確立)に時間がかかる感覚は正直ありましたが、その一番最初の通信以外はとても快適でした。
ニャチャンでの通信環境
ホーチミンから国内線で1時間ほどの距離にある、海岸沿いの観光地ニャチャン。
ここでもVinaPhoneのネットワークは優秀で、市内の電波はまったく問題なし。滞在中、ボートでいくつか島を巡るアイランドホッピングのツアーに参加しましたが、島はもちろん海の上でもけっこうちゃんと電波が入っていて驚きました。
以下、左がカムラン空港(CXR)、真ん中と右側がニャチャン市内で行ったスピードテストの結果です。
全体的にホーチミンでの数値よりはやや低めですが、それでも旅行には問題ないレベルでしょう。
テザリング(インターネット共有)
iPhoneの場合、インターネット共有の利用にはAPN設定が必要でした。(プランや端末によって異なる可能性はあります。)
これについては購入後に送られてくるメールの一番下に小さく書いてるので気づきにくいかもしれません。
設定自体は非常に簡単で、「設定」>「モバイル通信」からGIGAGOのeSIMをタップし、「モバイルデータ通信ネットワーク」を開いてAPNに必要なテキストを入力するだけです。
10GBプランでは「m9-itelecom」というAPN値がメールに書いてあったのでそれをそのままインターネット共有その他すべてのAPN欄に(念の為)入力すると、無事インターネット共有が使えるようになりました。
データ残量の確認
プランのデータ残量と有効期限は開通手続き同様、SMSを送信することで確認ができます。
「宛先:」は同じ 8968 で、メッセージで「GIGAGO」と送れば情報が返ってきます。
専用アプリをインストールする必要もないですし、原始的ですが便利です。
GIGAGO eSIM まとめ
- 遅延(Ping値)の小さいローカルeSIM、かつ低価格、しかも速度も安定しており、弱点ほぼなし(総合点高い)
- ベトナム旅行者向けのプリペイドeSIMの中では現時点で最有力候補かも
- 開通方法やデータ残量の確認、インターネット共有の設定はややとっつきにくいが、まあ許容範囲内
- 基本的に大容量データプランが多く、かつデータ無制限プランがあるのも特徴
- 中長期滞在で必要とするデータ容量が少ない場合は、他のeSIMの方が価格面で安い場合はありそう
- テザリング(インターネット共有)も利用可
Nomad eSIM
Nomad はデザインや操作性、使い勝手に定評がある海外旅行者向けeSIM通信サービスです。
データプランの提供数も多く、かつベトナム含めアジアでは料金面でも非常に競争力がある、有力候補の一つ。
Nomadは日本語にも対応してます。(ただし若干機械翻訳感あり)。
Nomad eSIMの具体的な購入方法、そしてインストールから利用開始までの流れについては以下の別記事を参照ください。
Nomadのベトナムプラン料金
*以下は執筆時点での情報です。最新情報はNomad公式サイトでチェックしてください。
上述の通りNomadはサービスの使い勝手もさることながら、料金も良心的でプランも豊富です。
データ容量 | 有効期限 | 価格 | GB単価 |
---|---|---|---|
1GB | 7日 | $4 | $4 |
3GB | 30日 | $10 | $3.33 |
5GB | 30日 | $13 | $2.6 |
10GB | 30日 | $13 (セール中) | $1.3 |
15GB | 30日 | $20 | $1.73 |
20GB | 45日 | $23 (セール中) | $1.15 |
セール価格になっている10GBと20GBはコスパ抜群。
一週間程度であれば10GBで十分でしょう。少し長めの滞在であれば20GBが安心して心置きなくネットを使える感じでしょうか。
いずれにせよ、データ容量は多ければそれだけ安心なので、特にこれらのプランは確実に狙い目です。
なお、Nomadはモバイルアプリもあって、アプリからデータ残量の確認や追加のデータ購入が可能です。
*データ通信専用、現地の電話番号は付属しません。
余談ですが、Nomadではアジアや東南アジア向けの複数国対応のプランも提供されており、実はベトナムプランと同価格のものもあったりします。気になる方はそういった複数国対応のプランもチェックしてみてください。
ベトナムでの通信品質
自分の場合、渡航前日にアプリの Activate Data Now を押して事前にプランを開始しておきました。ホーチミン到着後、このNomadのeSIMを有効にし、データローミングをオン、そしてモバイルデータ通信に設定。以上で使えるようになります。
まだランディング直後の機内でしたがなんのトラブルもなく、インターネットが利用できるようになりました。ここは一番ほっとする瞬間。
Nomad eSIMのベトナムでの接続先はViettel、表示はLTEです。
ホーチミンとダナンにそれぞれ数泊しましたが、エリア的にはまったく問題なしでした。圏外になったのは確かダナンの空港に着陸した直後、駐機場までの区間だけだったと記憶しています。
そして肝心のスピードテストの結果が下の画像の通りです。左から、ホーチミン市内(1区)、タンソンニャット国際空港(SGN)、そしてダナン市内中心地です。
通信速度にある程度のばらつきはあるものの、旅行用としては十分実用的なスピードが出ていたように思います。あまりアップロードを使う機会はなかったのでダウンロードメインの体感ではありますが、終始快適に使えました。
香港経由のローミング通信ということで Ping は100ミリ秒超でていますが、そこまで遅延を感じることはなく、許容範囲内。
ベトナム国内での移動には大変便利なGrab(配車アプリ)もしっかり使えましたし、Google MapsやYouTubeも全く問題なし。
インターネット共有(テザリング)もできました。
思いのほか快適に使えたのプラス、併用していた楽天モバイルの海外ローミングがめちゃくちゃ不安定だったこともあり、今回購入した3GBプランを滞在途中で使い切ってしまったので、5GBプランを最初から買っとけば良かったと最終日に少し反省。
Nomadのアプリではこのようにデータ残量をチェックしたり、データの追加購入も簡単にできます↓
Nomad eSIM まとめ
- (期間限定かもだが)セール中の10GBまたは20GBプランが特にコスパ的にオススメ。
- 割引クーポンコード「ESIMDB3」で3ドル値引き
- 香港経由のローミングながら通信品質はまずまず良好(旅行での利用という意味では)
- アプリからデータ使用量を確認できたり、必要な場合はデータの追加購入もできる
- テザリングもOK
- データ通信のみ、現地の番号は付属なし
ソラコムモバイル
ソラコムモバイルはIT系、特にIoT界隈では有名な日本のソラコム社が提供する海外旅行者向けeSIMサービスです。
*iPhone / iPadで利用可能。Androidは残念ながらまだ未対応。
ソラコムモバイルの特徴
日本の上場企業が提供するサービスということで、日本語で利用できるという安心感ももちろんありますが、ソラコムモバイルの特徴はなんといってもサービス全体の使い勝手の良さ。eSIMの購入から利用まで、アプリひとつですべて完結します。
(*ウェブサイトはサービス内容の紹介のみでeSIMの購入はできません。)
流れとしてはまずApp Storeからアプリをダウンロードして、国やデータプランを選び、そのまま Apple Pay or クレジットカードで購入。
途中アカウント登録 or ログインが必要になりますが、そこも Apple ID でサインイン(Sign in with Apple)であっという間です。
購入完了後はワンタップでeSIMをiPhoneにインストールすることができます。QRコードの読み取りは不要です。
ここまでたぶん数分で完了します。
インターネット環境があればいつでもどこでもアプリから直接eSIMをインストールできますが、自分はいつも念の為WiFi環境でこのeSIMのインストールを行っています。とりあえず安定したネット環境下でしましょう。
もちろん日本にいる間は使えない(繋がらない)ので、現地に着くまではこのモバイル通信プラン(eSIM)自体をオフにしておけばOKです。
ソラコムモバイルのベトナムデータプランと料金
現在ソラコムモバイルでは日本やシンガポール、台湾、香港といったアジア諸国のほか、アメリカやオーストラリア、ヨーロッパ(33カ国)などで利用可能。
詳しいデータプランと料金については公式サイトのeSIM料金ページをご確認ください。
ベトナム向けのデータプランは執筆時点で以下の4つ。
データ容量 | 有効期限 | 価格 | GB単価 |
---|---|---|---|
1GB | 30日 | $5.89 | $5.89 |
3GB | 30日 | $16.49 | $5.5 |
5GB | 30日 | $26.99 | $5.4 |
10GB | 30日 | $52.99 | $5.3 |
*料金は全てアメリカドルベース。
正直、ほかのコスパの良いトラベルeSIMと比較すると、ソラコムモバイルは価格面ではやや高めです。
個人的にはソラコムモバイルの価値はそこ(値段)ではなく、使いやすさなので、海外旅行で初めてeSIMを使ってみるという方や、緊急に1GBだけモバイルデータが必要といったバックアップに最適。
もちろん特に値段は気にしないよ、という方や、会社の経費で賄えるという方にとっても選択肢になるでしょう。
*尚、モバイルデータ通信専用サービスのため、通話/SMSには利用できません。
ベトナムで実際にデータ通信を利用
ソラコムモバイルの場合、データローミングやAPNの設定はする必要はなく、設定から「モバイルデータ通信」に割り当てるだけで使えるようになります。
ホーチミンのタンソンニャット国際空港到着後、無事現地ネットワークを掴んでくれました。ベトナムでは Vietnamobile につながります。
たまに3Gになっていたこともありますが、基本は4G。
ホーチミンでの通信速度や品質
ホーチミン市内(1区)でスピードテストを行った結果がこちら。
特に速いわけではないです(というか日本の5G/4Gと比較されれば低速です)が、正直これでも全然十分使えました。
そして速度に大きなブレもなく、安定していた印象です。
日本を経由するローミングなので、若干Ping値は大きくなっています。個人的にはあまり気になりませんでしたが、動画ありの通話などリアルタイム性が重要視される場合はややラグを感じるかもしれません。
データ残量の確認や追加購入、インターネット共有
ソラコムモバイルアプリから、いつでもデータ残量の確認やデータの追加購入(チャージ)が可能です。
今回自分は2泊3日の短い滞在だったのでデータの追加購入はしませんでしたが、アプリから簡単にできる使い勝手と安心感はGood。
尚、インターネット共有(テザリング)も問題なく使えました。
コスパ的には最安値ではないものの、使い勝手の良さと通信の安定感はさすがといったところ。
MobiMatter
MobiMatter は日本ではあまり知られていないかもしれませんが、商品の豊富さはたぶん業界トップクラス。どの渡航先であれ、選ぶのに迷うほど種類があります。
ベトナムに関してはローミングeSIMのほか、ベトナムの大手通信会社ViettelのローカルeSIMを取り扱っています。
*以前はVinaPhoneのローカルeSIMを取り扱っていましたが、いつの間にか終了しているみたいです。
MobiMatterのサイトからeSIMを購入する方法と、メンバー特典については以下の別記事にまとめています 👇
アカウント(メンバー)登録すると3%割引を受けることができるので少しお得。
MobiMatterから購入できるViettel eSIM
*2025年1月時点での情報です。最新情報は公式サイトで確認をお願いします。
MobiMatter公式サイトのベトナムeSIMページでは、大量のeSIM商品が掲載されていますが、ダントツでコスパがいいのが左上にある Vietnam 75GB という商品です。
このeSIMはベトナムの通信事業者であるViettelが提供するもののようで、75GBと大容量データプランでありながら、価格は$10.99と日本円で1,500円ちょっと、コスパは他に類をみないレベル。
ただし、注意が必要な点がひとつあり、それは「データ容量75GB」というのは実際は「5GB/日 x 15日間」という点です。これは商品詳細に書かれているのですが、ちょっと小さいので見逃しやすいかも。
とはいえ、旅行中に1日5GBも使う人はそうそういないと思うので、十分すぎるデータ容量と言えます。
この商品は後からデータの追加購入(チャージ)ができないので、15日以上ベトナムに滞在する場合は他のeSIMを選ぶか、あるいはこれを複数購入するか、という選択になります。
とはいえ、仕事で行かれる方を除けばベトナム滞在が15日以下の方が大半でしょうし、値段を考えると非常に魅力的なeSIMであることは間違いありません。
なお、MobiMatterではこれ以外にもアジア周遊(複数国対応)のeSIMも豊富にあるので、ベトナム以外も訪れる場合はそういったeSIMの選択肢もあります。
(番外編)楽天モバイルの海外ローミング
ゼロ円プランがなくなった楽天モバイルですが、自分は一応バックアップ回線として契約しています。
すでにご存知の方も多いと思いますが、楽天モバイルでは毎月2GBまで追加料金なしで海外ローミングが使えます。利用できる73カ国にはヨーロッパや北米、アジアの主要都市は全て含まれています。
楽天モバイルを海外で使ったことがある方はすでに体験済みかと思いますが、とにかく遅延が大きく、めちゃくちゃもっさりした通信です。わかりやすく言うと、初速がかなり遅い感じ。
2024年3月、7月、10月にベトナムで実際に利用してみましたが、例のごとく遅延がかなりひどかったです。多くの場合、基本的なデータ通信はできますが、サクサクとは使えません。また、ハノイの空港で使ったときはギリギリ使えるか使えないかくらいの品質でした。
楽天モバイルをすでに契約中の方は試しに使ってみるのは全然良いと思いますし、サブ回線的なバックアップとしてはとても重宝すると思います。ただ、ベトナムで楽天モバイルをメインで使うのはあまりオススメできませんし、もしメインで使う場合もプランBはしっかり考えておいた方がいいように思います。
利用用途や予算に応じてeSIMを選択すべし
ベトナムに限らずですが、トラベルeSIMを選ぶときはまず滞在日数やインターネットの利用用途から、だいたいどれくらいのGBが必要そうかをイメージし、そのデータ容量(以上)でできるだけ安いものを選ぶ、というのが王道のアプローチかと思います。
もし必要なデータ容量がイメージできない場合、目安としては1日あたり1GB程度あれば一般的には十分なはずです。
最近はSNSでも動画系が多くデータ消費量が増えている傾向がありますが、それでも(YouTubeをがっつり見るとかでなければ)1日あたり1GBあれば普通は問題ないでしょう。
ただ、昨今はトラベルeSIMの種類もかなり増えて、選ぶのが難しくなっているのも事実。同じようなGBだと価格の差も数百円レベル、ということも多いですし。
ベストは実際に使った人の意見を参考にし、あまりSNSで宣伝されている情報に惑わされないことでしょうか。PR案件も多いと聞くので。
いずれにせよ、どれをとってもWiFiレンタルやキャリアの海外ローミングサービスよりは安上がりだと思います。eSIMなら万が一使えなくてもすぐ別のものを購入 & すぐ利用開始できますし。
補足
現地SIMも買って通信品質を比較してみようと思ったのですが、店に行って、選んで、買って、SIMトレイを開けて、SIMを入れ替えて、諸々設定して、元のSIMを無くさないように保管して、帰国してまた戻して、という一連の作業がもう面倒で結局購入しませんでした。eSIMに慣れたら物理SIMカードってほんと面倒に思えてきます。
海外旅行時のeSIM検索は eSIMDB で
旅行先の国や地域から、簡単にプリペイドタイプのトラベルeSIMを検索・比較することができます。ぜひ利用してみてください 👇