Ubigi の eSIM を日本で使ってみた【アプリから直接インストールできて便利!】

旅行者向けeSIMサービスの一つ「Ubigi」を日本で実際に使ってみた体験レポート兼レビューです。QRコード不要でeSIMをインストールできたり、対応端末も多いというメリットがあります。

Ubigi の eSIM を日本で使ってみた【アプリから直接インストールできて便利!】

Ubigi は旅行者向けのプリペイド式eSIMサービスの一つですが、日本でも利用できるということで、今回実際に iPhone 13 Pro で国内利用してみました。

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最近 Ubigi はアプリからeSIMがインストールできたり、プロモコードが利用できるようになるなどのアップデートがありました。この記事も以前の内容を大幅に編集する形でそれらの情報を踏まえた内容にアップデートしています。


Ubigiとは

Ubigi はフランスの通信事業社Transatelが展開するコンシューマーおよびIoT向けモバイル通信サービスのブランド名です。

eSIMを活用したデータ通信サービスのメジャープレイヤーとして、世界130以上の国で安定したインターネットを利用でき、iOSやAndroidはもちろん、Windows端末でも利用できるという特徴があります。

2018年末には日本のNTTコミュニケーションズ株式会社が株式の過半数を取得し、連結子会社化することを発表しました。Ubigi のウェブサイトやアプリは日本語にも対応しています。

Ubigi公式サイト

eSIMプロファイルをインストール

Ubigi のeSIMを利用するには、まずeSIMプロファイルを取得する必要があります。プロファイル自体は無料です。

iPhone / iPadの場合は App Store から、Androidの場合は Google Play Store からそれぞれ Ubigi のモバイルアプリをダウンロードします。

(Windows の場合は公式サイトの解説ページをご参照ください。)

今回自分はiPhoneだったのでiOSアプリをダウンロード。アプリ起動後、「初めての接続の場合」にある「デバイスのモバイルデータ」を選択し、次の画面で「フリーeSIMを今すぐインストール」をタップします。

UbigiのeSIMをアプリからインストールする画面

そうすると eSIM(モバイル通信プラン)のインストール画面に遷移し、QRコードなしに直接アプリからeSIMプロファイルをインストールすることができます。(*インターネット環境が必要です。)

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以前まではQRコードをスキャンしてeSIMプロファイルをインストールする必要がありましたが、今はQRコード不要でモバイルアプリから直接インストールできるのでとても便利です。
iPhoneでのモバイル通信プラン追加画面

モバイル通信プランの名称の画面では、わかりやすいように「Ubigi」と設定しました。もちろんここはデフォルトの副回線など自由な名称でOKです。

「デフォルト回線」はメインの主回線(日本の通信契約)を選択しましょう。

次の「iMessage、FaceTime、Apple ID に追加」の画面も主回線を選択でOKです。

最後に「モバイルデータ通信」ですが、こちらはeSIMプロファイルインストール後に次のアカウント作成にすぐに進む場合は Ubigi を選択してください。ただし、ここは後から簡単に変更できるので、主回線を選んでも特に問題はありません。

尚、「モバイルデータ通信の切替を許可」の部分は個人的にはオフの方がいいと思います。オンの場合、例えば渡航先で Ubigi のeSIMや電波の調子が悪い場合、意図せずに日本の通信プランで高額なローミングデータ通信が発生しまう可能性があります。

Ubigiアカウントの作成とデータプランの購入

eSIMプロファイルが無事インストールできたら、iPhoneの設定アプリを開き、WiFi がオフになっていること、そして モバイル通信 > モバイルデータ通信 に先ほどインストールした Ubigi が設定されていることを確認してください。

この時点で、アンテナピクトが立ってLTEと表示されているかと思います。

iPhoneのコントロールセンターでは↑のように Ubigi LTE と表示されていました。

この状態で再度Ubigiのアプリを開くと、数秒くらいでアカウント作成画面が表示されます。

UbigiのeSIMは、データプランを購入する前でもUbigiのモバイルアプリだけは使えるような仕様になっています。いわばキャプティブポータルのようにアクセス制限が行われているイメージです。

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渡航先で急にデータ残量がなくなったとしても、Ubigiのアプリにはアクセスすることができ、データを追加購入できるというわけです。これはとても安心で便利なポイントですね。
Ubigiアプリでのアカウント作成画面

アカウント作成で必要な入力項目は、姓名、ユーザー名、メールアドレス、パスワード、そして居住国です。

アカウント作成が完了すると、データプランを購入できるようになります。

Ubigi では国ごとのプランやアジアなどの地域プラン、そして毎月自動更新のくりこしデータプラン(月額プラン)などさまざまな旅行者向けプリペイドプランが用意されています。

詳しくは公式サイトの対応エリアと料金のページをチェックしてください。

今回自分は日本で使ってみるということで、日本 3GB/30日プラン($9)を選択しました。

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チェックアウトではプロモーションコードを入力することができるので、esimdb専用の10%OFFプロモコード「ESIMDB10」を利用するのをお忘れなく。

プロモコード利用で、$9 が $8.1 になりました。ただし現在WiFiにつながっていないとプロモコードがエラーで使えないようですので、WiFiに接続してからトライしてください。

決済方法は各種クレジットカード(JCBを除く)と PayPal が利用できます。

データプランの購入が完了するとアプリに反映されます。データ残量や有効期限はいつでもUbigiアプリから確認が可能です。

通信速度や使用感など

日本での実際のデータ通信速度は(もちろん)ばらつきはあるものの、ダウンロードは最低でも数十Mbpsはあり比較的安定している印象。アップロードはそれよりも少し低い値となりました。

UbigiのeSIMのスピードテスト結果

ただ、やはりローミングを利用しているため Ping は200ミリ秒近くかかっています。そのため初速が遅く感じたり、VoIPアプリでの通話などではやや遅延が発生しそうです。

実際使っていてもこの Ping が一番ネックに感じました

次にアプリの使い勝手ですが、Ubigiのアプリはいたって平凡なデザインで動作がややもっさりしていますが、必要な情報にはアクセスできて、データ使用量のチェックやデータの追加購入など最低限の機能はしっかり網羅されている印象です。

Ubigi iOSアプリのインターフェイス

ちなみにこのアプリ、UbigiのeSIMを使っている時は自動でログインされるので地味に便利です。

ただしアプリに関してはもう少しサクサク動いてくれるとありがたい。


今回実際にUbigiのeSIMを試してみて、アプリから直接プロファイルをインストールできることや、データがなくなってもアプリにアクセスできることなど、明確な利便性を感じました。

肝心のデータ通信は日本だとやや遅延が気になるところですが、ヨーロッパなどではここはかなり改善されると思うので、海外旅行時、特に欧州に行く時にはUbigiは十分に選択肢に入ると思います。

欧州に限らず、海外旅行先のインターネット利用にeSIMを検討されている方は、esimdb で検索・比較ができます。ぜひご活用ください↓

海外旅行者向けeSIM検索・比較サイト | esimdb
旅行先の国や地域からベストなeSIMデータプランを検索、比較することができます。一番安いプランを調べたり、レビューをみてオススメのeSIMを探しましょう!

補足ですが、日本で利用できるeSIMでは MOGO eSIM も使い勝手が良くオススメです。以下は実際に MOGO eSIM を日本で使用したときのまとめ記事です↓

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いろいろ使い勝手がよく価格もリーズナブルな MOGO eSIM を日本で使ってみました。