【4社徹底比較!】台湾でいろんなeSIMを使ってみました

先日台湾に3泊4日で行く機会があったので、iPhone XSで複数のeSIMを実際に試してみました。

【4社徹底比較!】台湾でいろんなeSIMを使ってみました
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本記事の内容は執筆時点での情報です。

先日台湾に3泊4日で行く機会があったので、iPhone XSで複数のeSIMを実際に試してみました。

旅程の内、台南&高雄(台湾南部)にほぼまる1日、それ以外は台北(台湾北部)に滞在しました。

今回試したeSIMは、3香港(Three HK)、Ubigi、MTX Connect、Flexiroamの4つです。

台湾で利用できるeSIMは esimdb で簡単に一括検索、比較できますので各社どんなデータプランがあるか是非チェックしてみてください。

台湾で使えるeSIMデータプラン一覧 | esimdb

(Flexiroamに関してはモバイルアプリからだとさらに多くのデータプランが選択肢としてあります。)

It was a rainy and cold evening at the happening street market at Ningxia Road. Locals were browsing through the stalls down the road after working hours and just getting some dinner before heading home. With the savory aroma and smell of all the local delicacies, it was irresistible to not try some of them, except for the infamous stinky tofu. However, locals said it smells horrible but tastes like heaven. That doesn’t change my perspective on the stinky tofu anyway. This photo made me realized how much more Taiwan has to offer, especially when there is already so much great food around.

3香港(Three HK)

1日500MBまで使えて(その後は128Kbps)1日200円程度というコスパの3香港は台湾で利用できるeSIMの大本命ではないでしょうか。3香港のeSIMデータプランは基本的に10日間パスという日割りで使えるタイプで、日本や台湾を含む20カ国で利用できます。以前日本で使ってみた際の記事も是非ご参考ください。

3香港のeSIMを日本で使ってみた

今回はiPhone XSにすでにプロファイル(eSIM)がダウンロードされていて、且つ初回の10日間パスも数日分まだ残っている状態だったので、出国の朝に日本で通信確認を行ってから台北に向かうことができました。こういう使い方ができるのが、複数国に対応しているローミングプランの良いところです。

ちなみに日本だとdocomoのLTEに繋がります。

台北の桃園国際空港に着陸後、iPhone XSの設定からモバイルデータ通信に3香港の回線が割り当てられていることを確認し、データローミングをONにしたところ、数秒で現地のネットワークに繋がり、データ通信が使えるようになりました。

やっぱりeSIMは楽で便利!

台湾でのローミング先キャリアは遠傳電信(Far EasTone)で、LTEに繋がりました。電波も良好。

が、しかし...

台北での通信速度

なぜかめちゃくちゃ遅かったです。

空港で2回、台北市内で夕方に1回スピードテストを行いましたが、結果は散々。(アップロードやPingは問題なく)ダウンロード速度だけですが、ほぼ使い物にならないくらい遅い数値となりました。

3HK eSIM スピードテスト結果 in 台北

3香港のeSIMは過去に日本でもフィリピンでも使ったことがあり、これまでは問題なく通信速度が出ていました。それから設定も一切変えていませんし、実際LTEも掴んでいるように設定では「4Gをオンにする」に音声通話とデータが設定されている状態でした。また、日本では通信確認に少し使っただけなので500MBも消費していないですし、実際アラートのSMSも届いていませんでした。

この次の日にもスピードテストを行ってみましたが、結果は同じでした。

もしかすると設定のネットワーク選択からローミング先のキャリアを手動で変えれば良かったのかもしれませんが、玄人でない限り通常の人は手動設定はまずしないでしょうし、実際3香港のeSIMが台湾で遠傳電信以外に接続できるのかも定かではありません。

1Mbps程度あれば目的によってはギリギリ使いものになりますが、流石に数百Kbpsは体感としてもかなり遅いです。

今回3香港のeSIMが遅かった原因は今のところ不明ですが、また次台湾に行く際に再度テストします。(次は中華電信というキャリアに繋がるか手動で試したいと思っています。)

Flexiroam

FlexiroamはWebサイトには台湾向けに以下3つのローカルデータプラン(Local Data Pass)が載っています。

  • 500MB / 8日間: $4.50
  • 1GB / 15日間: $9.90
  • 1GB / 24日間L $11.70

しかし、モバイルアプリからだと選択肢が3倍以上に増えます。また、定期的にキャンペーンもやっているので、Flexiroamを使うときはモバイルアプリからが断然オススメです。

今回はちょうど Taiwan 1GB / 3 Days というプランが10%OFFの5.40ドル(600円ほど)だったので、そちらを選択。

ただし、注意点として、初回のみeSIMアクティベート料金としてUS$20かかるため、FlexiroamのeSIMを過去に使ったことがなく、初めてという方は上記データプランの料金プラス20ドルが実際の料金になります。

私の場合は以前日本で使った時にこのアクティベート料金を払ったため、2回目となる今回はデータプランの料金だけでOKでした。

データプラン購入後は設定からモバイルデータ通信にFlexiroamの回線を割り当て、データローミングを有効にするだけ。数十秒で通信できるようになりました。

Flexiroamも台湾では遠傳電信に繋がります。3香港とは異なりこちらは4Gの表示。

若干Pingが高く遅延があるものの、通信速度自体は快適でした。

Flexiroam eSIM 台北でのスピードテストとモバイルアプリUI

データ残量や有効期限もモバイルアプリから確認できます。

FlexiroamのeSIMは台北以外に台南でも少し使ってみましたが、問題なくデータ通信できました。テザリングも使えます。

Ubigi

台湾で使えるUbigiのeSIMデータプランは

  • All Asia(500MB / 30日間): $25
  • Best Asia(3GB / 30日間): $29
  • Worldwide(2GB / 月が6ヵ月間): $399

の3種類ですが、Worldwideプランは短期旅行向けではないので実際のところは上2つが選択肢になります。

今回ちょうどゴールデンウィークキャンペーンで30%OFFになっていたので、All Asiaプラン(500MB/30 days)を17ドルで購入してみした。まぁ、正直割り高ですが、今回の比較のため半分仕方なく。

UbigiのeSIMがすでにiPhoneにインストールされている場合はモバイルデータ通信にその回線を割り当てます。インストールされていない場合はまずUbigiのサイトからeSIMプロファイルを取得しましょう。プロファイル自体は無料です。以下の記事を参考にしてみてください。

世界中で使える!UbigiのeSIMを日本で使ってみた

モバイルデータ通信にUbigiが設定されていると、データプランを購入する前でもUbigiのモバイルアプリを使うことができるので、アプリからデータプランを購入します。

購入が完了すれば、プラン開始と支払い完了のメールが届きます。とても簡単でした。このAll Asiaプランはその名の通り日本や台湾を含むアジア22ヶ国で利用できるので、割高ではありますが便利は便利です。

Ubigiは台湾では中華電信のLTEに繋がりました。

スピードテストも台北駅周辺、桃園国際空港、台南と複数箇所で行ってみましたが、平均的に良好でした。

Ubigi eSIM スピードテスト in 台湾

Flexiroamも同様ですがUbigiもやはりローミング通信のためPingの値はやや高め。台南でテザリングを使った感じは少しラグがあったり微妙でしたが、まあ普通にスマートフォンで軽いブラウジングやアプリを使用するくらいだとほぼほぼ問題なく使用できるレベルだと思います。

MTX Connect

台湾で利用できるMTX ConnectのeSIMデータプランは

  • Optimal Daily(€3.49: 350MB / 1日)
  • Unlimited Daily(€9.99: データ無制限 / 1日)
  • Big Data(€14.95: 1GB / 15日間)
  • Monster Data(€24.95: 2GB / 15日間)

の4種類です。ちなみに全て台湾、日本を含む80カ国以上で利用できます。

通常、台湾旅行(or 出張)では数日〜1週間弱の滞在が大半かと思うので、Big DataやMonster Dataプランの最大15日という日数でも十分かと思います。あとは必要なデータ量に応じてプランを選択します。2, 3日のみの滞在という場合だとOptimal DailyあるいはUnlimited Dailyを複数回、という使い方もアリかもしれません。

今回は試しに1日だけの利用で、且つデータ使用量をあまり気にしたくなかったので、Unlimited Dailyを購入してみました。

尚、私の場合はMTX ConnectもiPhone XSにプロファイル(eSIM)が既に入っている状態でしたが、初めて利用する場合はまずMTX Connectの公式サイトからStarter packを購入し、eSIMを端末にダウンロードしてください。

今回MTX Connectのモバイルアプリからデータプランを購入するにあたり、クレジット残高が足りなかったので、10ユーロをチャージしたのち、プランを購入しました。

このチャージ(クレジット)タイプは好き嫌いが分かれるところかと思いますが、今回購入したUnlimited Dailyは€9.99だったので、€10のチャージでほぼぴったりです。

スクリーンショット3枚のうち1枚目がクレジットのチャージ画面、2枚目がデータプランのアクティベート画面、そして最後が残りの時間などを確認できるアプリのダッシュボード画面です。今回€10をチャージして、クレジットが€13.51なり、そこから€9.99のプランを購入したはずですが、なぜかクレジット残高が€3.72となっており、€0.2得しました。よくわからない計算。

ちなみにMTX Connectのモバイルアプリもデータプランがない状態でも利用できるので便利です。

MTX Connect eSIM スピードテスト in 台北

通信速度もこの通り満足いくものでした。ダウンロード、アップロードともに快適な速度で安定しており、Pingやジッターも今回試した4つのeSIMの中ではベストな結果でしたが、パケットロスがなぜか高いです。個人的に使っていて気にはなりませんでしたが。

尚、MTX ConnectのeSIMも台湾では遠傳電信のLTEに繋がりました。

Unlimited Dailyはデータ使用量を気にする必要がないため、1日だけ仕事等でがっつりインターネットを使いたいときなどは便利だと思います。また、24時間まるまる有効期限があるので、1泊2日の滞在でも使い方によっては足りるかもしれません。

各社比較した感想

やはりコスパや日割りというプランの使いやすさでは3香港でしたが、今回は通信速度が予想外でした。今回だけでは結論付け難いですが、もし今回のような速度が頻発するようであれば選択しにくいというのが正直なところ。

Flexiroamは初回のみアクティベート料金として$20かかるものの、台湾に関してはローカルデータパスが多数あるので、コスパは3香港に負けず劣らず良いです。今回試した限りでは通信速度を考慮すると3香港よりもオススメかも。

Ubigiは通信速度や使い勝手に関しては全く問題ないのですが、台湾においてはかなりコスパが悪い印象です。今回GWキャンペーンで30%OFFになっていても割高でした。現状ではまず選択肢から除外されるというのが個人的な意見。

MTX Connectもコスパはそこまでよくはないですが、Unlimited Dailyというデータ無制限プランが安心材料として選択されるケースはあると思います。それ以外で数百MBから数GB程度の利用の場合だと、Flexiroamの方が金額的に安くなります。

結局のところ滞在日数や必要とするデータ量によってベストな選択肢は変わってくるかと思いますが、今回の比較内容が参考になれば幸いです。

今後もっとeSIM向けにプリペイドデータプランを提供する会社が増えてくると、台湾でのプランの選択肢も増えてくるはずです。とりあえず台湾でeSIMの利用を検討されている方は事前に一度esimdbで利用可能なプラン一覧をチェックしてみてください。

台湾で使えるeSIMデータプラン一覧 | esimdb